ミケマル的 本の虫な日々

読書、ジャーナル、JAZZ、料理、高橋大輔(フィギュアスケート)など、気ままに書いています

「氷艶」見てきました! 新しいエンターテイメント

7月の5〜7日に横浜アリーナであった氷艶を見てきました。

氷艶は大ちゃんこと高橋大輔が主演のアイスショーで、今回が4回目

今回は「氷艶 2025 鏡紋の夜叉」でダブル主演のお相手がなんとNEWSの増田貴久さん!

大ちゃんがアイドルと一緒にアイスショーをする時が来るとはね〜!

そして、エンターテイメントとしての新しい境地が見えたように思います。

 

 山口から行ったら横浜の暑さはそれほどでもなかったけど、今回泊まったダイワロイネット新横浜は会場に近くて暑さの中歩く時間が少なくてとても楽でした。

6日と7日の楽に見ました。

 

 会場の中のフォトスポット

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 初めて席を選んで買えたので、6日の夜公演はなんと一回は真正面の席でした!

(写真は開演前)


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反対側から演者が出てきてこちらに向かってくるので、迫力が!

そして、大ちゃんはこちら側で踊ったりセリフ言ったりすることが多いので、大ちゃん席だったわ〜!(至福)

しかし、あまりの大ちゃん席だったので、内容を見るには適さなかったような気がする(笑)

 

 7日の楽公演はこの席の斜め後ろの方だったのですが、適度な近さの席だと全体を見渡せて正面のスクリーンも一緒に見えるので、ストーリーを堪能できました。

 

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 今回は大ちゃんの出身地である岡山の桃太郎伝説を元にしたストーリー。

地元の豪族である大ちゃんが鬼、朝廷から派遣されるまっすー(増田さん)が桃太郎という構図ですが、どちらが悪でどちらが善という単純な物語ではなく、人はなぜ戦うのかという根源的な問いかけが根底にあるという、なかなか深い物語になっていました。

 

 プログラムの中から相関図をいただきました

結構複雑


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 この中にスケーターと俳優さんが混ざっています。

スケーターは大ちゃん、哉中ちゃん(村元哉中)、刑事くん(田中刑事)、コーシローくん(島田高志郎)

その他の方は俳優さんだけれど、みなさん普通に滑ってました!

森田さんは小さい頃フィギュアをされてたそうで、選手のように回ってました。

青山さんは北海道出身で冬はスケートしてたそうで、スムーズな滑り。

財木さん、吉田さんは氷上で演技して歌って普通に滑ってた。

福士さんは氷艶に何回か出てくださっているので、どんどんお上手になってる。

そして、マッスーこと増田さんは初めてのアイスショーにもかかわらず、大ちゃんと一緒に走り、殺陣をこなし、ターンしたり止まったり、とてもスムーズな動きでした!

すごい!

 

 そして、スケーターではコーシローくんは芸達者なのは知ってたけど、刑事くんのセリフや演技が自然でびっくり!

猿役になりきってたよ〜!

コーシローくんが犬、刑事くんが猿、財木さんが雉という3人がとっても合ってて、深刻な感じの物語の中で3人が出てくるとほっこり。

しかし、スケーティング技術での立ち回りも素晴らしかった。

フィギュアスケートファンでないと、誰がスケーターで誰が俳優か一目ではわからなかったくらいの素晴らしい出来だったと思います。

 

 そんな中で、哉中ちゃんは全く喋らないけれど、祈り女という不思議で柔らかで哀しくもあり全てを浄化するような役を滑りだけで見せてくれました。

哉中ちゃんの滑りの素晴らしさをまた再確認しました。

一部の振り付けも担当したそうです。

 

 そんな中、今回はダブル主演の2人、まっすーと大ちゃんがとにかく素晴らしかった。

あまりアイドルに詳しくないので、まっすーさんを今回初めて知った私ですが、さすがの方でした!

そして、体格もお顔も大ちゃんと似てるのがまた良し。

多分キャステイングした方がそれを見越してのことだとは思いますが、最初は滑らなくてもいいですからとまっすーにお願いしたそうな(まっすーが楽でお話ししてました)

滑らないわけにはいかないと奮起してすごく練習して、ここまで仕上げてきたまっすーに賞賛と感謝の気持ちでいっぱいです。

もちろんセリフも歌も素敵でした。

途中、喉の調子が悪いということだったけど、それでもきちんと仕上げてくるのがプロ!

 

 そして、大ちゃん

滑りや踊りはもちろん最高でした!出てきただけでカッコよくて滑ったら最高にカッコ良い!

が、今回は大ちゃんの演技が凄かった!

前々回2回目の氷艶で、大ちゃんがセリフを言ったり歌ったりするのにびっくり仰天して、大ちゃんのドキドキが伝わってソワソワしちゃったのが嘘のように、今回は完全に役になりきってた。

後半では大ちゃんとしてではなく役の由羅にしか見えなかった。

 

 もはやスケーターがするアイスショーを劇にしましたっていうのとは全く違うエンターテイメントになってました。

氷上で繰り広げられる演劇・ミュージカルにしっかりなってた。

しかも、スケートのスピード感が陸上とは格段の差があるので、スピード感、浮遊感、迫力が加わって。

ここまで積み重ねてきたものが、ここにきてグッとレベルアップした感じがしました。

 

 演出が堤さん、脚本が末原さん、音楽がSUGIZOさんという一流の方が担当してくださったのもあるし、キャストも素晴らしかった。

そして、まっすーのファンの方々がたくさん見にきてくださったのもすごく嬉しかった。

なぜわかるかというと、皆さんネコのチャームをつけていらっしゃったから。

ネコマスというキャラクターだそうな。

6日の夜なんて、ネコマスと一緒に写メを撮ってる方がたくさん!

いつものアイスショーの客層とは違う若々しい感じが溢れていて、すごく嬉しい気持ちになりました。

これがきっかけでアイスショーや大ちゃんやフィギュアスケートに関心を持っていただけたらさらに嬉しいな〜と思いつつ。

まっすーさん、せっかくこれだけ滑れるようになったから、また氷艶に出てくださいね〜

 

 氷艶は毎回内容が進化しています。

大ちゃんも氷艶のおかげで演技と歌を本格的にはじめて、今では滑りだけでなく演技でも感動させてくれるほどになっていて、これから新しいエンターテイメントとしてさらに進化してくれることを楽しみに思います。

大ちゃんの本格的なファンになって15年(バンクーバーオリンピックの年)

こんなに長くファンとしてワクワクドキドキさせてくれて本当にありがとう!

まさかセリフ言ったり歌ったりする大ちゃんが見られるようになるとは思っても見なかったな〜。

体力と資金が続く間はなるべくたくさん見に行きたいものです。